2012年 第1章 本格的にイタリアの革で作り始めた2012年。 革に頼ってきた部分が頼れなくなったり、反対に新たに頼れる部分が出てきたり、とにかく試行錯誤の連続で、もがき苦しんでいた辺りを探しながらご覧頂ければ面白いと思います。大きな転換期となった2012年のスタートです。 イタリアの革と言いながらこれはドイツの革 いいじゃん 試作を重ねる これはあっという間に売れた これらの部品が後ろのチラッと見えるリュックになります。 完成 首のシワたっぷり このデザインは船底をひっくり返した形 もう二度と同じ型紙は取れないと思う 革を何枚も重ねて削ります 年輪みたいな線を見ながら左右対称にしていきます。 巻いて巻いて 作ってる最中、赤いルーペがありますね。もうこの頃から目が見えない。 コバ磨きに拘りはありません このバッグはニューヨークへ旅立ちました フルオーダー 新しい素材でフルオーダー 正直難しかった 今見るとモノになっていない。お客さまに申訳ない。 6タックの誕生 かっこつけて写真撮ってるからドヤ顔だったと思う 故郷 ギャザーやで から思いついたデザイン ギャザーじゃなくてタックだったと後に知ることになる 自分が苦手として入れなかったカテゴリーに入れた喜び 写真の撮り方にその喜びが出ていました 渋い色もよい あ、根元さん 2色の紫を互い違いに たくさん作ってました タックの数が増えて8タックに 魔女の宅急便のキキがイメージ 試行錯誤が続きます ボディの革をかけてハサミで切って形を作っていく 試行錯誤ばかりしてはいられないので仕事もしっかりやって これは根元さんのだ リビングに飾ってあるらしい 何色の革を仕入れようか考える時間が楽しい 当時の稼ぎ頭に成長 ドレープって何だろう? 柔らかな曲線と曲面は美しいのだ それをバッグに仕立てた 物を入れると美しいドレープが消えてしまうけど 苦手だったカテゴリーに片足だけでも突っ込むことが出来た事が本当に嬉しかった。 小物は嫌いだった 嫌いだけど作ってると楽しくなってくる それにしてもよくぞこれだけ作れたのは若さだ 試行錯誤は永遠と続くのです ちょっと悪魔的 でも残ってないってことは売れたんです クロコでフィッシュ